ピアニストのための演奏と身体の勉強会 オンライン講座 開講中

【ピアニストのための演奏と身体の勉強会】全8回 2020  オンライン講座  開催中

2020年6月25日に、シリーズ<第1クラス>がスタート致しました。
各地から集まったピアニストでほぼ満席の状態で、順調に講座進行中、
現在第4回目を終えたところです。
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1回目から3回目では、導入・骨格・骨格筋・呼吸のメカニズム、について
この講座での時間の許す限り学び、
4回目では、<呼吸>に続き、<演奏時の姿勢について>、
次回は8月中旬に5回目<ペダリングについて> <呼吸と音色>を学びます。
質問や、感想も活発に述べられていますし、
受講後に丁寧に自分の言葉で感想を寄せて下さる方も多く、
この講座の内容が皆様に届いていることが実感としてあります。
オンラインで学べることの利点も十分に生かされていると感じています。
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講座の進み方を少し詳しく述べてみますと、
<演奏と身体の概論で導入>
まず、なぜ知らなくてはならないのか?を考え、
この勉強の目標・目的を明確にしました。
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音楽家もこの部分の勉強をする必要があるのだということ、
そして座学だけではなく、
身体の感覚を磨くために、実際に体を動かして感覚を身につけて行くことが必要ということ。
深く身体に根ざした感覚があれば、
そこから身につけていくテクニックは確実なものとなり
演奏は、羽を得て自由にな羽ばたいていけるでしょう。
私は、そのことをこれまでずっと言い続けてきています。
音楽家はもっと深く勉強しなければならない!!!
そう感じています。
1、「知ること」
2、「感覚を養うために実際に行動を起こすこと」
この二つのことを、たとえ時間がかかっても行っていくことは、
演奏の根っこを深くして、
表現の鮮やかさが磨かれていきます。
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さて、講座は、2回目から
<音楽家が知っておきたい解剖学>
に入りました。
常に演奏につなげることを目標にした解剖学の勉強は、
皆様に予想以上に喜んでいただいています。
受講生のピアニストからは、こんな感想をいただいています。
・「解剖学の勉強が楽しそうだなと感じたのは初めてでした。」
・「身体のことは、ネットで検索しても沢山の情報がありすぎて、
逆にどこか大切なのか…と悩むところを
先生が的確に仰ってくださるのでポイントを要領よく学ばせていただけます!
次の講義も楽しみにしております。 」
・「すごく面白い内容で受講して本当に良かったと思っています!」
・「今日も内容の濃いセミナーをありがとうございます。
今まで教わってきたことの繋がった点が多くありました。演奏の色々な場面で役立てることができるように、練習の時から意識してみたいと思います。」
・「演奏はなんて大変なことかと改めて思いました。身体を使うのでアスリートのようでもあり、本番での強いメンタルも必要」
・「呼吸が大切なことは分かってはおりましたが、なぜ大切なのか、どこへそれが繋がって行くのかが明確になり、改めて大切さに気づくことができたように感じます。色々と繋がるところがあり、とても面白く、あっという間の時間に感じました。」
・「また先生のテキストを大切に読み返し、しっかりと内容を理解できるようにしたいと思っております。」
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オリジナルのテキストは、
講座後も「本」としていつも手元に置いて、
必要な時に読み返していただけるものになるように作成しています。
ピアニスト、指導者、コンクールの審査員などご活躍の皆様
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学びに対して前向きなピアニストの皆様と一緒に学べることを何より幸せに思っています。
これからの講座がまた楽しみです。
音楽家も”身体を使うプロ”だと思います。
だからこそ一緒に学びましょう!
皆様が、この講座で学ばれたことを、
演奏や指導に存分に生かして下さることを心から願ってやみません。
小島裕子
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※オンライン講座は第2クラスの開催を現在検討中です。
ご興味のある方は、Salon.Kまでその旨をご連絡ください。
次回予定を優先的にお知らせさせていただきます。
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最後に、
YouTubeチャンネルご紹介
をさせていただきます。
演奏と身体について少しお話ししています。8分ほどの動画です。
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 Yuko Kojima