5月から始まった<指導者養成講座>は、
おかげさまで2回を重ね、
もうすぐ3回目の講座を迎えます。
『音のアンバサダー& Pilates for Music』
テキストの表紙には、Michelangelo Buonarrotiのブロンズ像を載せています。
どこを取っても美しいこの像には、
言葉になどできない
求めて行きたいことの全てが含まれているような気がしているからです。
<Michelangelo Buonarroti>
本当に美しい芸術品ですね!!
さて、講座には、毎回遠方から新幹線で通って来る受講生の方もあり、
何よりも、この講座にかける意気込みがものすごい受講生に囲まれて
こうして進められていることに、
心から感謝しています。
講座の様子は、また追って詳しく記事にさせていただきますので、
ぜひご覧になっていただければと存じます。
一年間の長い航海に出たこの講座は、とにかくとても快活に進んでいます!
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さて、現在私は、
日々、山積みの解剖書やテキストとにらめっこしながら、
このおそらくはどこにもない講座のテキストを作成するという道を歩いています。
これまで出会った先生方から指導していただいたこと、
時には、現役の医師に質問を投げかけ、
ディスカッションしながら、
進めています。
その行程では、当然ながら様々な疑問にぶつかり、
試行錯誤を繰り返し、
また、思惑の連続でもあります。
そんな中で常に思うことは、
・・・
どんなに医学が進歩したとしても、
人間は、神の創りたもうた神秘的なもの。
わからない部分、解読できない部分があるからこそ
素晴らしいのだと思います。
医学の分野と理学療法の分野は、
オーバーラップしている部分と、
それぞれに役目がありますから、異なる角度からの説明がなされていることもあり、
そんな時は、「音楽家の皆様に何を伝えたら良いのか」という
原点に立ち返りながら、
製作を行っています。
何れにしても、
”音楽を演奏する皆様が、快適に自由に伸び伸びと”
それが目指す最終地点です。
音楽を演奏することは生きている喜びですから!
そして、”正しい伝授が指導者から学習者に行われるように!”
楽しみながらこの山を登って行けたらと思います。