【演奏家お悩み相談室 No.1】
5月11日(土)東京にて(会場:スポーツデータバンク株式会社)
Salon.K主催 「演奏家お悩み相談室」(講師:大貫崇 / Yuko Kojima)
第1回目を開催しました。
薬研堀不動院お祭りの日でスタジオの窓から下をみると沢山の人、
伝統を受け継ぐ神輿や馬の行列が華やかな日本のお祭りで賑わっていました。
相談室はまず始めに、
参加者に演奏に関して日頃感じていることや、
どうもしっくりこないことなどを話してもらいました。
演奏家にとって、
音楽の現場を離れて演奏を振り返るという場面設定自体なかなか無いことで、
始まってすぐなのに、
皆さま自分のことをしっかりと話して下さり、
場の空気がとてもいい感じでした。
「舞台にどういう気持ちで立って演奏している?
結局毎回出たとこ勝負みたいになっているのは、何とか改善したいといつも思っているんです。
・・・
「なるほど、もしかしたらまず呼吸から何かできるかも知れないですよ!」
講師の大貫さんの自然な言葉がけで、話は呼吸と演奏の話に発展していきました。
ー演奏家がもっとセルフコンディショニングをしていけるようになって欲しい。
トレーナーはそのお手伝いをしたいと思っているし、
音楽家に対してそれができるトレーナーもこれからもっと増えて、
相互にギブアンドテイク出来ていけるといいですね!ー
みんなでこんな話をしながら、 レッスンは、座学からエクササイズへ。
ボディワーカーであり演奏家でもあるY.Kojimaは、
実際に舞台に立つ人間として、
「演奏すること」と「呼吸」の両分野をつなぐ役目を受け持つ。
●沢山の注意事項を実行しながら行う演奏だけれど、最も気をつけたいことは?
●パフォーマンスの質を上げるために今何をするのが良いのか?
●改善するべき点は何か?
これらについて助言させていただきました。
大貫さんの指導の元、呼吸を観察し、呼吸がちゃんと行えるようにエクササイズを行いました。
すると・・・演奏姿勢が変わりました。 当然のことですが、音が全く変わリ・・・!!!
このことは誰よりご本人が一番驚いていました。歓声!!
「演奏するときの身体の構え、息の仕方、
もしかしたらそこから変えていけば
舞台に立つ時の気持ちも演奏の出来も変わっていきそうな気がします!!!!」
時間をオーバーしてもなお感想を告げる話が終わらない・・・
感動されていましたし、とても喜んでいらっしゃいました。
第一回目は、このように大変実り多き相談室になりました。
ご参加下さった方々、ありがとうございました。
第二弾また企画したいと思います。
Salon.KのH.PやFBなどのSNSで、開催情報はお知らせいたします。
楽しく解放された気持ちで良い学びができるこちらの相談室に是非お越し下さい。
文責:小島裕子