「演奏家のための呼吸講座」良い講座になりました!

呼吸の大貫崇先生とのコラボレーションセミナーin Tokyo

『演奏家のための呼吸講座』2020年1月25日(土)10時〜15時30分

昨日終了いたしました。

 

お陰様で今回も、とても内容の濃い、

受講生からの手応えもしっかりある、

良い講座になりました!

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どんな講座だったのかをレポートします。

 

今回は午前と午後に渡る講座でしたので、

受講生には軽いランチを持参していただき、

スポーツデーターバンク東日本橋にあるスタジオで行いました。

声楽家・音楽療法士、ピアノ&エレクトーン演奏を長年学んでいる方、そして鍼灸師の方が集まって下さいました。

中でも鍼灸師の方は、ある著名な音楽家を長年個人セッションされている方だそうで音楽家のために役立つことを学びたいとお越し下さいました。

 

 

まず導入として、<演奏と呼吸>がどのように結びついているのかを私からお話させていただいた後、午前中はみっちりと大貫崇先生による座学が繰り広げられました。

 

いつものように自然体で心地よい緩急のある大貫先生スタイルの話術は、たちまちお話に引き込まれて、あっと言う間にお昼になりました。

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冒頭にお話をされたこととして

・音楽家も「コンディションング」をして欲しいということ。

・それも、受け身ではなく自分からするコンディショニングをもっと。

(ちなみに大貫崇先生は、JMBA(日本音楽家ボディコンディショニング協会)のアドバイザーでもあります)

ニュートラリティという考え方・・・ 偏りすぎず、自分の真ん中を持つことが大切

・そのコンディショニングをするためにはどうしてもサイエンスが必要だということ。

これらが重要なコンセプトとして語られました。

 

 

 

 

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特に、

「Activeなコンディショニングをしなければ、自分のものにならない」・・・

というお話は、心に強く残りました。

 

私も全く同感ですね!

 

 

 

ボディコンディショニングを行い、

身体と心に意識を持ってからこそが、

そこからが真の

自分の音楽を作る

”創作の道筋”だと思うからです。

 

逆に言えば、コンディショニングをあまり重要に思わない場合、

自分を生かせず、結果的にもったいない演奏になっていることが多いからです。

 

呼吸の解剖学・呼吸のシステムを分かりやすく講義して下さり午前は終了。

その後お昼を挟んで、

午後の呼吸エクササイズに移りました。

 

実はこのランチの間も終始、会話は途切れることなく、

お互いの意見・情報交換が積極的になされ、

ディスカッションが自然に湧き上がる良い雰囲気!!

これは、大貫先生の素敵なお人柄と、受講生の皆様が意欲溢れる方々だったからに他なりません。

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さて、午後最初は、受講生がお互いの呼吸の状況を観察する時間

これも普段の音楽のレッスンではほとんどないことだと思います。

このように、別に学ぶ時間を作って学ぶことのメリットは言い尽くすことができません。

 

その後、全員に歌唱をしていただきました。

 

<本来ならば、私と大貫崇先生のコラボは、

最終的に一人一人の演奏を聴きながら、

その演奏をよくするためにどうしたら良いかというところまでやって行くことを、

目的としています。

2017年の南青山ではそれを実現!

最後は演奏のニュアンスに至るまでの指導をさせていただきましたが、

ピアノの音の大きな変化に大貫先生はかなり驚かれていました。>

 

さて歌唱のあとは、呼吸のエクササイズ。

大貫先生のキューイングで、しだいに豊かな呼吸がやってきます。

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楽に息できる感じ、息がしっかり吐けている状態を感じられます。

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呼吸が変わり、なんだか自信に溢れてきたような体の感覚。

それで歌唱

当然ながら発声が楽!!息が楽に声になる感じです!

受講生の声が飛び交います。

 

その後は、小島の指導でピラティスを行いました。

今回は特に、足底の感覚を蘇らせるためのエクササイズ

腹斜筋と菱形筋をターゲットにしたエクササイズを、

いずれも大貫先生の呼吸を意識しながら行いました。

(お写真がなくてすみません)

 

さて、しっかり立てる、身体の側面や背中がしっかりと使えるようにした後に歌うと?

最後の歌唱は、何とも言えない伸び伸びとした声が会場内に響き渡っていました。

 

声楽家の受講生の方は、低音がしっかり出るようになった!!と驚かれていました。

低い声を魅力的に出すことは、歌い手にとって常に大きな課題の一つですものね!

歌うことを普段あまりしない受講生も、

すっかり声が出やすくなった自分の変化に驚き、喜んでいらっしゃいました。

 

ここから、実際の楽曲の演奏に入り、

「それがどう変わって行けるか?」

までをやりたいのですが、

これはきっと、二日間のコースで行うと、

素晴らしく良い講座になるのではと思います!

 

演奏とコンディショニングをフィードバックしながら行うものです。

そこが最も面白いところでしょう。

演奏の内容が変わるのですから・・・!

 

 

「コンディショニングを演奏につなげて行くために、

この両分野の間には『島』が必要なんですよ!」

というのは大貫先生の言葉。

 

まさに私が行っているのは、その『島』です。

 

大貫先生との二日間講座、楽器のある部屋でいつか必ず実現させましょう!!

 

以上が、1/25に行った「演奏家のための呼吸講座」でした。

 

少しずつではあるけれど、3年前とは明らかに皆様に浸透してきてます。

橋渡しの役目も、積み重ねて行くと、きっとお役に立てると信じています。

 

次回をまたご期待下さいませ。

 

大貫先生、加して下さった皆様、

本当に有難うございました!

 

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