現在私は、演奏活動と並行して、
いくつかの活動をしていますが、
そのどれもが、一つ前の投稿に書きました「響き」に繋がっているものであることは、
何か不思議なことのようにも感じています。
出逢いとご縁に感謝しています。
その一つに、音楽家のパーソナルトレーナーとしての活動があります。
これは、
音楽家の方が、
その身体の使い方について
ベースのところからもう一度見直し、学び、
自分に相応しいカラダの使い方を身につけ、
そしてそれが音になって表現されていくところまでを含めてのご指導です。
(=Y.K MUSIC & BODY METHOD)
「音楽的なセンス」と「音楽的なアプローチ」
だけにとどまらず、
その人が自分を生かした演奏をするためには、
いわゆる演奏身体運動を行う自分の身体がどうなっているのか?
どう働いているのか?
どう動くことが、身体にとって自然なのか?
この問いかけを演奏とフィードバックしながら行うことがとても大切だと考えています。
先日、遠方からレッスンに来られた管楽器奏者の方は、
その「呼吸」と「姿勢」に改善すべき点があると思いましたので、
身体と演奏の関わりについて簡単にご説明した後、
呼吸とボディーコンディショニングのセッションを行いました。
その後の演奏が変わったことにはご本人も大きく驚いていらっしゃいました。
「音色に艶が出た」
「音の伸びがはっきりと良くなっている」
「フレージングがうまく出来る」
「息が吸いやすい」
など・・・。他にもその変化は明らかでした。
「吹いているのがとにかく楽です。」と仰ってました。
私自身が、日々音に向き合っているからこそわかることをお伝えしたいと思っています。
《自分が納得いく音》を求める
そのためのお手伝いができればと思っています。
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<春の講座のご案内>
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
「演奏のために身体と向き合うことをすれば、こんなに良いことがある」
ということを、
まずは、音楽家の方にもっと知って欲しい!!
いつも思っているこの願いをなんとか伝える方法はないのか?
そこで、今回は間口を広くして参加しやすい講座を考えて見ました。
5月から月一回のペースで「音楽家の為の<演奏とからだ>講座」を、
東京で予定しています。
是非お越し下さい!!!
■「音楽家の為の<演奏とからだ>講座」2019 ■
5月12日(日)テーマ「姿勢と演奏の関わり」
・普段の姿勢と演奏中の姿勢との関わり
・理想的な姿勢とは?
・自分の姿勢をチェックして見ましょう。
・姿勢を改善するためのエクササイズ
・演奏がどう変わるのか?
6月2日(日)テーマ「呼吸と演奏の関わり」
・演奏家が知っておきたい呼吸の成り立ち
・呼吸の大切さ
・どんな呼吸をしていますか? 自分の呼吸を観察してみましょう。
・呼吸のためのエクササイズ
・演奏と呼吸のかかわりを感じる。
・演奏がどう変わるか?
7月7日(日)テーマ「身体の使い方と演奏との関わり」
・演奏は身体の連携プレイ
・声楽のための身体の使い方で大切なこと
・ピアノのための身体の使い方で大切なこと
・身体を使いこなして演奏するとはどんなこと?
・音楽的イメージの広がりをもたらす身体
・演奏内容がより向上するために
・演奏がどう変わるか?
[場所] 池袋フォルテオクターブハウス(東京都豊島区 南池袋 1-26-9)
[時間] 10:00~12:00 (受付9:30)
[内容] 座学と実技(音楽家の為のピラティスをベースとしたボディコンディショニング)
[受講料] 5,000円(税込み)/1回(当日持参)
※早割り 20日前までにお申し込みの方は 4,500円/1回
※3回継続が望ましい。単発も可。
[定員] 20名
※最少催行人数 10名
■動きやすい服装でお越し下さい。バスタオル(ヨガマット)
■2〜3分の任意の曲(曲の一部でも可能)をご用意下さい。(ピアノはございます。)
[講師]小島裕子
(ピアニスト・ソプラノ・
Y.K MUSIC & BODY METHOD代表・DKBODY ピラティスインストラクター)
音楽家の皆様のお手伝いをさせていただければと思っています。
*お申し込み・ご質問はメールフォームからお願いいたします。