理学療法・医学的解剖学に基づく 音楽家のための身体法&音楽表現法セミナー

理学療法・医学的解剖学に基づく 音楽家のための身体法&音楽表現法

◆Salon.K MUSIC BODY METHOD(SMBM)―定期セミナー

 11月25日(水) セミナー第28回目を行ないました。

毎回驚くことは、身体調整(ピラティスをベースとした音楽家のための身体調整法)を行なう

前と後で、演奏の音がまるで違うということです。

一つ一つ言葉にできないほどのあらゆる素晴らしい変化には、思わずため息が出てきます。

その場にいる全員が、自分の身体、そして演奏している時の感覚、そして何より演奏そのものの変化を実感しています。

このセミナーでは、自分だけでなく、人の演奏の変化もその場ではっきりと目と耳で実感できます。

聴いている人にもその場で分かるこの変化は、やはり感動してしまいます。
「何だかわからないけれどすごく楽に弾けました!!」と笑顔がこぼれます。
もちろんちゃんとした理由があるからの変化です。

 

今回は、3回ローテーションのラスト「アウターマッスルとインテグレーション」。

今年3ク―ル目でした。

呼吸法を丁寧に行ない、体幹を使って、身体の動きを整え、動きの根本を磨いて行きます。

肩甲骨周囲、肋骨回り、股関節周囲、ハムストリングス、脊柱のarticulation・・・etc

どれも演奏には直接に影響を及ぼしていきます。

特にインナーマッスルとアウターマッスルの連携は、大変に大切なポイントになってきます。

直接演奏に結びついていくからです。

 

さて、このセミナーでは、冒頭に全員が自分の曲を演奏し、身体面・音楽面からの気づきを申し上げます。

次に、グループレッスンの形態で身体調整法をします。

身体調整後は、再び演奏をしていただき、さらに音楽表現法のレッスンをします。

ピアニストは、音の響きが一枚も二枚も明るくなり、音の深さや自由度が加わります。

歌い手は、弱音での支え、息のコントロールに良い影響を与えます。

そして何よりも継続は素晴らしい効果をもたらします。

ご自分の演奏だけでなく、指導の現場でも大いに役立つと思います。
効果を実感し、継続して下さっている素晴らしい仲間に感謝!!

 

お陰様で今、このセミナーまたパーソナルレッスンの開催を望む声が少しずつ各地からあがっています。

動いていきます!!

皆様、よろしくお願い申し上げます。

 

Salon.K

小島裕子