【ピアニストのための演奏と身体の勉強会】全8回 2020
オンライン講座 第Ⅰ期も残すところあと一回になりました。
♦第6回目(9月3日実施)は、
テーマ《タッチと身体の使い方》でした。
1 肩・腕の骨格と筋肉
●体幹と肩、肩と腕がどのように繋がっているのか。
●肩の動きにどのような筋肉の働きが関与しているのか。
について学びました。
2.腕・肘・手・指の骨格と筋肉
●いわゆる脱力とか、重力奏法は、どのような使い方のことを言っているのか、
解剖学的見地から紐解いていきました。
●「どのような状態が、理想的な状態なのか?を自分の理解を元に認識すること」
このことが大事です。
●実際に指を動かす筋肉の働きはどこから起きてるのか?
●ピアノの鍵盤に対して、指や手のひら(掌)が行いやすい動きをきちんと知る。
関節や筋肉の動きの性格を知ると、
私たちが演奏するときにそれらをどう使うのが良いのかが見えてきます。
タッチというのは、決して肩から先だけで生み出すものではありません。
全身のコントロールによって生み出されるものです。
全身へのセンサー(身体感覚)とコントロール力が、演奏には不可欠です。
それを怠っていると、
無意識のストレスが身体に生じた状態で弾き続けることになり、
そのことは、筋肉や関節だけでなく、神経にまで及ぶ
様々な身体の不調にも繋がって行くことがあります。
私たちの演奏はその最も細部に至るまでが、呼吸を含めた全ての身体機能で行っています。
『自分の音』というのは、その上に成り立って行くものですね!
♦第7回目(9月17日実施)は、
テーマ《 自分の音色を見つけるために》でした。
演奏に必要な3つの意
「意思」「意図」「意志」
そして
「聴く」
とうこと。
これらを
「フィードバック」
しながら、経験として蓄積していきながら、
音楽の「表象」を実現するために
脳と身体が連動し、
私達は、自分の演奏を実現して行くことができます。
”緊張と弛緩の感覚”を身につけることの重要性についてもお話ししました。
”心と体のバランス”についても!
このように、
演奏のためには、
実に様々なことが相互に絡み合っていますし、
そして誠に直接的に音作りに影響していきます。
まずこれらを理解し、
そのための手立てと心遣いを、
日々の練習から行っていくようにしますと、
私達の演奏の可能性は、どんどん広がっていきます。
受講生からは、この講座が終わってもさらに勉強を続けたいという声が湧き上がっています。
もちろん喜んでそれにお応えして、また勉強の機会をご提供できるようにしたいと思います。
さらに楽しく学びを続け、
自分の演奏の世界を広げて行って下さればと心から願っています。
受講して下っているピアニストたちに感謝!!!!!!
小島裕子
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♣ <お知らせ>♣
【ピアニストのための演奏と身体の勉強会】全8回 2020
オンライン講座 第Ⅱ期 を開催します。
ー受講生募集ー
期間:2020年10月下旬〜2021年2月中旬 全8回
日程:10/29(木)開始日、11/12(木)、11/19(木)、12/3(木)、12/17(木)
2021年 1/14(木)、1/28(木)、2/18(木)最終日
時間 :10時30分〜12時30分(1回/ 120分 110 分座学 10 分質問タイム)
定員:12名
対象:ピアニスト・ピアノ指導者・ピアノ学習者
♠詳しくは、Facebookのイヴェントページにも掲載しています。
↓
www.facebook.com/events/330810471449363
♠お申し込み&お問い合わせ♠
こちらのメールフォームからお願いいたします。
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