<Y.K.MUSIC AND BODY METHOD定期セミナー No.47>
過日開催した定期セミナーでは、レッスン風景の撮影が行なわれました。
毎月一回開催、五年目を迎えたこのセミナーでカメラマンによる撮影が行なわれたのは今回が初めてです。
驚いたのは、
「撮影が始まってすぐにこれは普通のレッスンと違う!と痛感した。」
「面白いレッスンだった!!」
その上、
「ステージ撮影をしていて、たまらなくいい音を出すドラマ―は、
そういえば、姿勢の芯がブレていない・・・!」
「だから撮り手の立場から凄く合点がいった。」
これらは、実は、帯同して下さったカメラマンの言葉。
後から教えて下さいました!!
始めてにもかかわらず、即座に音と身体の繋がりを感じて下さるという・・・!!
誠に有り難い、鋭い感性をお持ちの素晴らしいカメラマンに、
心より感謝申し上げたいです。
やはり全ては繋がっていますね!
レッスンの様子をお伝えできる写真が出来ましたので、
少しここにご紹介させていただきます。
①持ち曲を演奏&演奏レッスン
・・・その曲を音楽的に、またテクニック的にどうすればもっと良くなるのか一人ずつレッスンします。
◇ラヴェル「水の戯れ」・・・身体の複雑な使い方も一つ一つ紐解いていくと答えが導きだされます。
◇声楽イタリア歌曲では、深い音色をだすための下半身の支えについて話しました。
熱心に継続している人は次第に身体の意識が芽生えてきていますから、言葉で本人の感覚を導くことが出来るようになります。
◇連弾は、相手の息づかいと、どう絡んでいくかがやはり”要”です。
「点」あるいはまた、「線」で感じて行く時の身体は、支えと余裕のある身体の使い方でコントロール。
②真ん中は「音楽家のためのピラティス」による身体調整グループレッスン
積み重ねる。
身体と対話する。
自分を知る。
ただの動きではなく、演奏の土台を創る重要なレッスンです。
③最後に再び一人ずつ演奏し、次に繋がるポイントをレッスンしていきます。
ここでの演奏は、一人残らず、全員の音が最初と格段に違います!!
その感動を共有できるのは、このグループレッスンの大きな魅力です。
これまでも何度か申し上げてきましたが、
長く継続している方の変化には、本当に素晴らしいものがあります。
丁寧に取り組むことは、無限の可能性が自分にあることに気付かせてくれます。
”音楽に向うことのできる幸せは確実に大きく膨らんでくる”
このことをこのレッスンを通じてさらに強く、
仲間と実感している私です。
最後になりましたが、撮影にご協力下さいました皆様、
有り難うございました!!
小島裕子